Milindaの寝室

Milindaの書斎の別館。いろいろな趣味の基礎トレとして記憶力を鍛えています。

基礎トレ 54


3日は『日本文学における古典と近代』の索引1253〜1274を覚えました。「梁塵秘抄」から「鹿鳴館」までです。

今日は『日本文学における古典と近代』の索引1275〜1291を覚えました。「ロココ」から「ワットオ」までです。


これで同書の索引を通して覚えたことになります。


最後に、同書の結論の一部を引用しておきましょう。我が意を得たりと感じました。

 本書で概観してきたのは、かつて私が『日本文学概論』で述べた、「蓄積・集約・浸透」を踏まえつつも、「古典と近代」を一体化できる文学力に、新たに着目することであった。自分の前には、膨大な書物があるというのが、いつの時代にも現実であって、(略)無限とも形容できるような書物の世界。その中での文学の領域。さらにその中で自分の目に触れ、その存在を、たとえ題名と作者名だけであったとしても、心の内に収納する統合力を持つことが、集約を可能にするのであって、集約作用は、その背景に多くのものがあってこそ有効性を発揮する。


島内先生の意図とは少し違った読み方かもしれませんが、私はこの文章が「ネット時代にまだ暗記は必要なの? 検索すればいいんだから覚えなくてよくね?」という問いへの答えになると思っています。

たとえ断片的な知識であっても、持っていると持っていないとでは大違いです。何かを調べようとしても、検索キーワードになりそうなことすら思い出せないのではネットの使いようがありません。

題名と作者名だけにせよ、覚えていればより有効にネットが活用できるのではないか。浅くてもいいから知識を持っておけば、深く学ぶチャンスに巡り合う確率が高まるのではないか。私はそう考えます。

まあ、興味のある分野だから言えることなのかもしれませんが……。

日本文学における古典と近代 (放送大学教材)

日本文学における古典と近代 (放送大学教材)